アメリカの田舎からこんにちは、カントリーOLさんです。
搭乗券に「SSSS」の文字列が印字されることがあります。これは、「Secondary Security Screening Selection (セカンダリー セキュリティー スクリーニング セレクション)」の頭文字を取ったもので、「あなたは追加の保安検査に選ばれました!」という隠れたメッセージです。
この「SSSS」に選ばれた乗客は、飛行機に乗る直前に追加の保安検査を受けなければなりません。

選ばれし者たち
飛行機によく乗られる方でしたら、「SSSS」はご存じの方が多いかもしれないのですが、私は「SSSS」についてあまりよく知りませんでした。
しかも、過去数年間にわたり、私は一年に1〜2回の割合で日本に一時帰国をしているのですが、SSSSに該当したのは今回が初めて!



時すでに遅し
今回は、年末年始に一時帰国した際、全日空 羽田→シカゴ エコノミークラス搭乗券に「SSSS」が印字されていた体験をご紹介したいと思います。
チェックインカウンターにて
羽田空港の全日空チェックインカウンターで搭乗券を印刷したとき、搭乗券がいつもとなんとなく違う気がしました。「あれ? SSSS? この文字って書いてあったかな?」とふと思ったのですが、それほど気にしていませんでした。


バッチリ「SSSS」って書いてあるのに!(笑)
スーツケースが23kg以内であるかどうか、また、ゲートまで無事に辿り着けるかどうか、そんないつも通りのことを気にしていました。



お味噌とお餅が重かった
また、スーツケースを自動の機械で預け入れるときも、係の方はそばにいらっしゃったものの、特に何かを言われることはありませんでした。
今思うと、この時点で、搭乗券の印字について注意を払って質問しておけばよかったのですが、自分の搭乗券がいつもとちょっと違うことを意識していませんでした。



スルーされた、SSSS
保安検査にて
保安検査を通過するときも、特に何も言われることもなく、エラーなどにもならず、無事に通過しました。
私の頭の中では「化粧ポーチの爪切りと小さいハサミって、スーツケースに入れたよね? うん、入れたはず!」と自問自答をしていて、この時点では、自分の搭乗券に「SSSS」が印字されているという事実をすっかり忘れていました。



忘却の彼方へ
ゲートにて
無事にゲートに到着しました。トイレに行ったり、水筒にお水を入れたり、コンビニに行ったりと効率よく過ごしたいゲートでの時間ですが、アナウンス等には注意を傾けていたつもりです。しかし、この時点でも、名前を呼び出されたりすることはなく、いつも通りの時間を過ごしていました。


最後のコンビニで、のんきにお買い物
ついに搭乗!
ゲートにて自分の番が来て、パスポートと搭乗券を見せて、飛行機に乗ろうとしたときです。私が通ろうとしたら、警戒音が鳴り、何が起こったかわからないまますぐに係員の方に隅のほうへ連れて行かれました。
「あ、夫も一緒で、あ、お、お、夫と一緒に飛行機に乗りたいんです!」
何が起こったか理解できず、そんなドラマチックな台詞を口走っている私でしたが、くもりガラスのブースの向こうへ連れて行かれて、座るように促されました。



どこかに連れていかれるの?
ブースの中には、3人の係員の方がいらっしゃって、追加のセキュリティー検査を実施する旨が告げられました。
「お荷物を確認させていただきますね」と言われ、機内持ち込みのボストンバックと小さなポシェットの両方を開けて検査されました。
たしか、靴も脱いだと思うのですが、この部分の記憶が定かではありません。
追加のセキュリティー検査ということを、段々と理解して、「でも、危険物とか何も持ってないのにな、ワタシ(涙)」「液体類も、小分けにして透明の袋に入れたし、そもそもさっき保安検査通過したよ」と思っていました。
両手を広げてくださいと言われ、白い小さな不織布のようなもので手のひらを拭かれました。



いろいろ、びっくりしたよね
追加のセキュリティー検査が終了したことを告げられて、飛行機へと続くエスカレーター付近で佇む夫のもとへ戻ります。
追加のセキュリティー検査は短い時間でしたが、何も知らなかったために長く感じました。そして、検査中は「これって、無事に飛行機に乗ってアメリカに帰れるのかな?」という不安も一瞬よぎりました。
しかし、結果的には、追加のセキュリティー検査は、係の方の指示に従って落ち着いて協力すれば、すぐに終わり、恐れることは何もないのではないかと思いました。



別室送りではなかったね
次回、飛行機に乗る際の対策について
対策その1:チェックインカウンターにて
搭乗券が印字されたときに、「SSSS」(Secondary Security Screening Selection) が印字されていないかを確認しましょう!
慌ただしくなりがちな空港での滞在時間ですが、しっかり確認することをおすすめします。
対策その2:搭乗ゲートにて
もし、自分の搭乗券に「SSSS」(Secondary Security Screening Selection)が印字されていた場合、搭乗ゲートに到着したときに係の方に質問してもよいかと思います。
飛行機に乗る前の不安を少しでも取り除けるように、ここでも再確認することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、年末年始に一時帰国した際、全日空 羽田→シカゴ エコノミークラス搭乗券に「SSSS」(Secondary Security Screening Selection)が印字されていた体験をご紹介しました。
「SSSS」の意味を知らず、飛行機に乗る直前のゲートで驚いてしまった私でしたが、結果的には、搭乗券にSSSSが付いていても予定通りの飛行機に乗ることができました。追加のセキュリティー検査は、係の方の指示に従って協力すれば、恐れることは何もなさそうでした。
しかし、知らなかったことでのちょっとした精神的な負担と、追加の時間が掛かりました。もし、ぎりぎりの時間にゲートに到着していて、追加のセキュリティー検査を通過できていなかったら、予定通りの飛行機に乗れたのかなと心配です。
選ばれた理由については、特に思い当たることがないため、ランダムに選ばれた可能性もあるのではないかと考えています。しかし、もしランダムに選ばれたのであれば、また選ばれる可能性もありますし、これをお読みいただいている方も未来のフライトで該当者になる可能性があるかもしれません。



アメリカに帰りたくなかった?



そんなことないよ
今後、再び「SSSS」(Secondary Security Screening Selection)に選ばれることがあるかはわかりませんが、今回は、選ばれてから検査を通過するまでの体験をご紹介させていただきました。
頭も心も予定もスーツケースも、いろいろといっぱいになりがちな一時帰国。
安全を守るための保安検査員の方々の業務に感謝しつつ、皆様の一時帰国が安全でご無事でスムースでありますようにと願っています。



自分もな


この日の機内食は、照り焼きチキン。
CAさんがおすすめしてくださった茅乃舎のスープがとってもおいしかった!
最後までお読みくださり、どうもありがとうございました。

